第10話: ぶっこみマーケッター メグミさん Part.2

こんにちは、シシ坊です。

猪生初の婚活パーティで第一希望のメグミさん(32)とカップリング成功し、そのまま一緒にお昼ごはん、食後のコーヒータイムをともにした私。

即決ぶっこみ癖のすごいメグミさんに若干戸惑うも、久しぶりの女性とのデートでひからびた

心と身体がうるおいました。

前回の記事はこちら↓↓

第9話: ぶっこみマーケッター メグミさん Part.1

■次のデートの話をつめる

二時間ほどメグミさんと時間をともにした結果、シシ坊は「次もメグミさんと会ってみたい」と思いました。

彼女の即決ぶっこみ癖には多少驚いたものの、シシ坊はそれを「面白いなこの人」と受け取っていたし、

プロフィールや外見も「これなら十分OK」と思える範囲だったからです。

それに猪生初の婚活相手なので、できる限りの手順を踏んで、婚活の経験を積んでおこう、という考えもありました。

なので喫茶店を出る前、次のデートもいけそうか、メグミさんにさぐりを入れてみました。

たまたま話の中で、メグミさんが赤羽のせんべろ居酒屋に興味があるということがわかったので、

「どうです? もしよければ、次は一緒に赤羽のせんべろへ呑みに行くのは?」

と聞いてみました。するとメグミさんは、

「いいですね、じゃあ行きましょう」

得意の即決で応じてくれました。

声の調子から「メグミさんも前向きだな……」という手ごたえを感じたので、そこで話を終わらせずに日程まで押さえてしまうことにしました。

そしてメグミさんの予定を聞き出したあと、

翌週の日曜夜に、赤羽のせんべろへ呑みに行くことをその場で確定させました。

ただそれだけだと、休みの日に夜だけ赤羽まで出てくることになります。

時間がもったいないので、赤羽に近い池袋か新宿あたりで、15時くらいから会いませんか? とたたみ掛けます。

「いいですよ」とメグミさんは了承してくれました。

これで、次のデートは日程もコースも確定しました。

あとは池袋や新宿で時間をつぶせそうな場所をえらび、メグミさんに提案すれば良いだけです。

喫茶店を出たあと、次が決まっている状態で別れることができたので、安堵して帰ることができました。

 

■メグミは今日から俺の彼女……?

仮交際ってなんだ?

シシ坊は婚活をはじめるまで「仮交際」「本交際」という婚活業界の習慣を知らなかったので、メグミさんとカップリングした時、

「この人が今日から俺の彼女なのか」

という錯覚におちいりました。

はじめての婚活が新鮮だったからか、ドン底非モテからのチヤホヤハーレム状態を経験してしまったからか、

このままメグミさんと結婚までいけてしまうのではないか? とすら思えてきました。

ただ、それには肝心なものが足りないことは自分でもわかっていました。

なんだか外堀だけ埋められて、気持ちがついていかないのです。

「カップリング」という言葉は、婚活をよく知らないシシ坊には紛らわしいものでした。

まず恋に落ち、それからカップルになる、という通常の恋愛経験しかないので、

まずカップルになり、それから愛せるか試す、という婚活のやり方は実に奇妙な感覚です。

はて、このあとどうしていったらいいのか?

いろいろと調べてはじめて、いま自分が「仮交際」という段階にあることを知りました。

そして仮交際は、複数の異性と並行して進めても良い、ということもこの時判明したのです。

「仮」だから、おためしで何人と付き合ってもいいのか……

仮交際の実態がわかると「考え方を変えねば……」とシシ坊は悟りました。

メグミさんはまだ彼女でも婚約者でもなく、ただの一人めの仮交際相手にすぎない。

シシ坊とのデートに前向きな態度を見せてくれていたけれど、その裏で別の男性とやり取りしていても何ら不思議はないのです。

こうなると、メグミさんただ一人とカップリングしただけでは安心できません。

油断せず、すぐ次の婚活イベントに行かなくては!

シシ坊はすぐさま情報をあつめ、いそいで次の婚活パーティの予約を済ませました。

このパーティの詳細は「ぶっこみマーケッター メグミさん編」のあとに書こうと思います。

 

■遅刻しても謝らないメグミさん

 

翌週日曜、メグミさんとの二回めデートの当日。

シシ坊は念入りに準備を整えて、池袋駅に向かいました。

この日は15時半にメグミさんと池袋で待ち合わせたあと、サンシャインビルの展望台を見に行くことになっていました。

池袋で18時くらいまで時間をつぶしたのち、埼京線で赤羽まで行って、せんべろ居酒屋で呑むという流れです。

待ち合わせ場所は池袋駅の構内地下道、サンシャイン通りに近い出口の階段下です。

「少しでも印象をよくするため、遅れないよう、先に着いていよう」

シシ坊はそう思い、時間に余裕をもって出発したので、20分前にはサンシャイン側出口の階段下に到着しました。

いったんその場を離れ、デパートの地下売り場などをのぞいて時間をつぶしつつ、デートに向けての精神統一をしました。

そして7分ほど前に待ち合わせ場所へと戻ってきましたが、ここからは気を抜けません。

メグミさんの視界に入った瞬間に少しでもかっこよく見えるよう、背筋を伸ばし、顔をキメ顔にしました。

15時27分、28分、29分……そして、15時半ちょうど。

今こそ来る! とキメ顔を最高レベルにもっていったのですが、

なんと15時31分になってもメグミさんは現れませんでした。

あれ……どうしたかな?

スマホでメグミさんとのチャット画面をのぞいても、何もメッセージは来ていません。

すると15時32分になって、彼女からのメッセージが着信しました。

「もう池袋駅に着いてて、いまサンシャイン側の出口にむかっているところです」

私は「わかりました、お待ちしています!」と返事を返しました。

すると次にメグミさんは、

「人多いですね……」

というメッセージを送ってきたのです。

シシ坊は、ここで何かちょっと引っかかってしまいました。

たしかに休日ということもあり、池袋駅の地下道は混雑していました。

ですが、それをメッセージでひとり言のようにつぶやいて、一体どうしようというのでしょう?

愚痴のようにも聞こえますし、あまりいい印象ではありません。

そして遅れているのに、

「すみません」や「申し訳ない」などの謝る言葉がありませんでした。

しかも待ち合わせ時間を過ぎてからの送信です。

うーん……さすがにそれはどうなんだ?

ただ、はじめての婚活デートでいきなりヘソを曲げたくありません。

メグミさんが遅れても謝らないわけを、シシ坊はなるべく好意的に捉えようとしました。

池袋駅には着いているから間に合っている、という解釈なのだろうか?

でも池袋駅なんて端から端まで歩けば10分はかかる広い場所なのだし、駅のホームから出口まで歩く距離も考えておくのが普通でしょう。

あるいは「数十分の遅れなんて、NYやLAでは遅刻とは言わないわ」という、日本の枠におさまらないグローバルな感覚をもった女性なのか?

ただ、私も海外に住んでいた時はわりと時間にルーズでしたが、日本でそれを押し通したってデメリットしかないことくらい知っています。

遅刻を好意的に捉えるのはだいぶ無理がありました。

5分、6分、7分とたっても、メグミさんはまだ現れる様子はありません。

そして待ち合わせ時刻から15分程度が経過したころ、ようやくメグミさんが現れました……

続きます。

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