こんにちは、シシ坊です。
猪生二回めの婚活パーティでカップリング成功した13歳年下の薬剤師アユナさん。

初デートの前日に「婚活業者の資料がまだ届いていない」という謎の理由で、会うのは延期したいと言われました。
前回の記事はこちら↓↓
■会う気はない
「はあ!? 何だそれ!?」
アユナさんからのメッセージの意味がまったくわからず、シシ坊は目を見開いてマヌケな声を出してしまいました。

(なんで会うのに資料が必要なわけ!? どうでも良くない!?)
日々、老化がすすむ40代男性が二週間もの間、耐え忍んで待ってきたというのに、この仕打ち。
とても落ち込みましたし、理由も理不尽なので、怒りすら湧きました。
ですが、それと同時に悟ってしまいました。
アユナさんは、もうシシ坊と会う気はないのです。
婚活業者の資料が届かないことが、デートをキャンセルするほどの大事な要素だとはどうしても思えません。
面と向かって断る勇気がないから、ヘタなこじつけをしたと考えるほうが自然でした。
シシ坊はここで八割がた、アユナさんとの仮交際を進めていくことをあきらめました。

しかし二割ほどは未練が残っていたため、アユナさんにはこのように返信しました。
「わかりました、では業者に問い合わせてみます。資料が届いたらまたご連絡します」
その後すぐに婚活業者の問い合わせフォームから、「資料がまだ送られてこないがどうなっているのか? 急ぎ送付お願いします」という内容のメッセージを送信しました。
とはいえ、裏紙に極太マジックで個人情報を書かせるようないい加減な婚活業者ですから、ほとんど期待はしていませんでした。
たとえ資料が届いたとしても、アユナさんが会ってくれるかどうか、あやしいものです。
いまさら「資料が来たんですね? じゃあ喜んで会います!」とか言い出されても、
ちょっと思考が理解不能なので、こちらからお断りするでしょう。
そして案の定、それから何日たっても業者からの返信はなく、資料も届くことはありませんでした。
かくして、アユナさんとはその後一度も会うことなく、仮交際未満でフェードアウトしました。

猪生二回目の婚活パーティの成果は、カップリングはしたものの、結果は一発撃沈ということになります。
■29歳が42歳をえらぶメリットはない
アユナさんとなぜうまくいかなかったのか、できるだけ客観的に反省してみました。
ひとつ導き出された答えは、やはり13歳の年の差が原因ではないか、ということでした。
「あっ、42歳なんですね!」
とアユナさんが最初に口走ったとき、シシ坊からすれば、
「42歳に見えない! 見た目が若いってステキ!」

と好意的に思われているような気がしたのですが、アユナさんからすれば、
「13歳も年上? 若いと思ってたのにアテが外れた!」
と落胆していたかもしれません。
あるいはアユナさんは、シシ坊がヤリ目の既婚者かもしれないと疑っていたフシもあるので、
業者の資料が届かなかったことで「この男はヤリ目の既婚者!」と断定したのかもしれません。
妻子がいる男なら、婚活の資料が家に届くとあやしまれるので、ニセの住所を書くでしょうから。
これもまた、20代女性と40代男性の年の差が原因でかけられてしまった疑いといえます。
もし相手が20代男性ならば独身率も高いし、アユナさんも既婚者にだまされるリスクを心配しなくて良いのです。
そして20代の男は肌に張りがあり、体型も崩れておらず、流行にも敏感で、女性の扱い方もより現代的で、将来性もあって、女を惹きつけるフェロモンをまき散らしています。
そう考えると、29歳の美人薬剤師アユナさんがあえて42歳のシシ坊をえらぶメリットは、まるでないように思えます。
■反省、そして条件見直し

にもかかわらず、なぜ世の中年男性は、自分より10も20も若い、娘のような年齢の女ばかり追いかけたがるのでしょうか?
それは当事者であるシシ坊にもよくわかりません。
若い女というのは、現実的な判断をくるわせ、否応なしにオスの本能に火をつけてしまう何かがあるのです。
そして中年男性はなぜか「男は年を重ねると、若造には出せない色気が出る!(何もしなくても!)」とどこかで信じているところがあります。
武田真治が25歳のモデル女性と結婚したり、西川貴教が20代の女性と再婚したりといったレアケースが、自分にも起こり得る(何もしなくても!)と期待しているのです。
一般の中年女性が、10も20も年下の男性と結ばれるひそかな願望を抱きつつも、一方では現実をみて割り切った判断を下すのとは正反対です。
ただ、シシ坊は10歳年下のメグミさん、13歳年下のアユナさんと、立て続けに関係がうまくいかなかったことで、さすがに少し、今後の戦略を意識せざるを得ませんでした。
具体的には、次の婚活イベントから年齢の条件を変えてのぞみました。
今までは「最低でも5歳以上年下。できれば10歳以上年下(元カノ基準)」だったのを、
「一歳でも年下なら構わない」とゆるめてみたのです。

そして、年齢の優先順位そのものを下げました。
どういうことかというと、今までは、
「年が若い=必須。性格が合う=なお良し」だったのを、
「性格が合う=必須。年が若い=なお良し」に変えてみました。
これの効果があったのか、次回以降のカップリングで、新たな世界が広がりました。
続きます。
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